Windows11を導入するためには3つの条件が最低限必要です。この要件を満たしていないとハイスペックなパソコンでもアップグレードできません。
1.Windows11をサポートしているCPU
2.TPM2.0
3.UEFIセキュアブート
2.TPM2.0
3.UEFIセキュアブート
CPU
・IntelのCoreシリーズは「第8世代以降(8000番台以降)」
・AMDのRyzenシリーズは「第2世代以降(Ryzen 5 2600以降)」
・AMDのRyzenシリーズは「第2世代以降(Ryzen 5 2600以降)」
上記のCPU以降がサポート対象になっています。おおよそですが、2017年以降発売はサポート対象になっています。
TPM2.0
TPM2.0の確認と有効化は以下の通りです

Windows11に必要なTPM2.0の確認と有効化する方法
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UEFIセキュアブート
UEFIセキュアブートの確認と有効化は以下の通りです

Windows11に必要なUEFI セキュアブート確認と有効化する方法
Windows11アップグレード要件のひとつにセキュアブート(Secure Boot)があります。私のPCで確認してみました(OSはWindows10です)。セキュアブート確認セキュアブートの有効/無効を設定セキュアブートを有効/無効を設定...
ここまで、最低限必要な3つの条件を確認してきました。次の項目ではWindows 11をPCにインストールするための最小システム要件を見てみます。
Windows 11の最小システム要件
最近のパソコンの場合だと、ほとんど最低要件は満たしていると思いますが、念のため。
プロセッサ:1 ギガヘルツ (GHz) 以上で 2 コア以上の64 ビット互換プロセッサまたは System on a Chip (SoC)
RAM:4 ギガバイト (GB)
ストレージ:64 GB 以上の記憶装置
システム ファームウェア:UEFI、セキュア ブート対応
TPM:トラステッド プラットフォーム モジュール (TPM) バージョン 2.0
グラフィックス カード:DirectX 12 以上 (WDDM 2.0 ドライバー) に対応
ディスプレイ:対角サイズ 9 インチ以上で 8 ビット カラーの高解像度 (720p) ディスプレイ
インターネット接続と Microsoft アカウント: Windows 11 Home Edition を初めて使用するとき、デバイスのセットアップを完了するには、インターネット接続とMicrosoft アカウントが必要です。Windows 11 Home の S モードを解除する場合もインターネット接続が必要です。S モードの詳細はこちらをご覧ください。すべての Windows 11 Edition について、更新プログラムのインストールや一部の機能のダウンロードと使用にはインターネット アクセスが必要です。
RAM:4 ギガバイト (GB)
ストレージ:64 GB 以上の記憶装置
システム ファームウェア:UEFI、セキュア ブート対応
TPM:トラステッド プラットフォーム モジュール (TPM) バージョン 2.0
グラフィックス カード:DirectX 12 以上 (WDDM 2.0 ドライバー) に対応
ディスプレイ:対角サイズ 9 インチ以上で 8 ビット カラーの高解像度 (720p) ディスプレイ
インターネット接続と Microsoft アカウント: Windows 11 Home Edition を初めて使用するとき、デバイスのセットアップを完了するには、インターネット接続とMicrosoft アカウントが必要です。Windows 11 Home の S モードを解除する場合もインターネット接続が必要です。S モードの詳細はこちらをご覧ください。すべての Windows 11 Edition について、更新プログラムのインストールや一部の機能のダウンロードと使用にはインターネット アクセスが必要です。
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