洗濯機が壊れかけたとき、「どこで買えば一番安いんだろう」と思いませんか。
家電量販店はいくつもあって、チラシの価格だけ見ても正直よくわかりません。
しかも、本体価格が安くても、搬入費・リサイクル料・保証料を合わせると、結局どこが安いのか、見えなくなってしまいます。
さらに、古い家の場合は「設置できるかどうか」という問題も出てきます。
私がまさにそのケースで、思わぬ落とし穴にいくつもはまりました。
この記事では、ヤマダ電機・ケーズデンキ・コジマ・ノジマ・エディオンなど5店舗以上を実際に回って比較した体験をもとに、洗濯機の買い替えで損しないためのポイントをすべてお伝えします。
洗濯機の総額比較|5店舗を実際に回ってわかったこと
本体価格だけでは比べられない!搬入・保証・リサイクル料金の内訳
洗濯機の買い替えにかかる費用は、本体価格だけではありません。
実際にかかる主な費用は以下の通りです。
- リサイクル料金(法律で定められた廃棄費用):約2,530円
- 回収・収集費用(古い洗濯機の引き取り):約2,750円
- 搬入費(階数によって変動):0〜3,300円以上
- 延長保証料(4〜5年保証):2,000〜5,500円
- かさ上げ台(必要な場合):5,000〜10,000円
これらをすべて合算した「総額」で比べなければ、正しい比較はできません。
今回の失敗のひとつは、本体価格が高いと感じたケーズデンキの詳細を確認しなかったことです。条件次第では総額5万円以下になった可能性がありました。横着はしないほうがよかったと、今でも反省しています。エディオンは東芝の5キロが無かったです。
ノジマ・コジマ・ケーズデンキ・ヤマダ電機の総額一覧表
今回比較した内容をまとめると以下の通りです。対象機種はアマゾンだけCOMFEE’の6kg洗濯機(評価4.2)は本体約26,500円。他は全て東芝 AW-5GA4(縦型・5kg)です。
| 店舗 | 本体価格(税込) | リサイクル+回収 | 搬入費 | 延長保証 | 総額目安 |
|---|---|---|---|---|---|
| ヤマダ電機 | 約39,600円 | 約5,280円 | 0円 | 約2,000円(+4年) | +かさ上げ台1万円 |
| ケーズデンキ | 約44,000円 | 未確認 | 未確認 | 無料保証あり | 約50,000円以下の可能性 |
| コジマ | 40,660円 | 約5,280円 | 0円 | 2,030円(5年・上限あり) | 約47,970円 |
| ノジマ | 39,380円 | 約5,280円 | 3,300円 | 5,500円(5年・上限なし) | 約54,060円 |
| アマゾン | 約26,500円〜 | 設置+回収+リサイクル約5,000円 | なし | 約31,500円〜 | |
※価格はすべて2026年5月時点の実際の見積もり・確認額です。
※ケーズデンキは本体が高いと判断した時点で詳細確認をしませんでした(これが失敗でした)。
ヤマダ電機で洗濯機を買う前に知っておくべきかさ上げ問題
かさ上げ台不可?指定ブロックで+1万円になる理由
ヤマダ電機で今のかさ上げ台に乗せた設置状況を見てもらったら設置できないとのこと。
これはヤマダ電機独自の社内規定とのこと。
かさ上げが必要な場合は、ヤマダ電機指定のかさ上げブロックを購入しなければなりません。
1セット4個入りで約5,000円。ただしこれ1セットでは私の家では高さが足りず、2セット購入すると合計1万円の追加出費になります。
本体価格がいくら安くても、この1万円がのしかかると一気に割高になります。今回まさにこのケースに直面し、ヤマダ電機での購入を断念しました。対応してくれた店員さんも「他店でかさ上げ対応できる店を探した方がいいかもしれない」と正直に教えてくれたのが、せめてもの救いでした。
防水パンなしの古い家で洗濯機を設置するときの注意点
防水パンとは、洗濯機の下に設置するプラスチック製の受け皿のことです。
マンションや戸建てにはほぼ必ずあります。
しかし私の家は築年数がかなり経っており、防水パンがありません。
排水口の周りに高い敷居があるため、洗濯機をそのまま置くと排水が逆流してしまいます。
そのため、かさ上げは必須という特殊な条件がありました。
エアコンの買い替えでも、古い家が原因でトラブルが起きています。
古い家では、買い替えにあたって設置環境の確認を最優先にすることをおすすめします。
買い替え前に確認すべきポイントをまとめると以下の通りです。
防水パンの有無
排水口の位置
搬入経路(階段・エレベーターの有無)
搬入階数
これらを事前に把握しておくだけで、余計な出費と時間のロスを防げます。
洗濯機の買い替えはどこで買うのが正解か?店舗別メリット・デメリット
コジマは保証・設置条件が柔軟だが在庫が無かった
コジマは今回の比較の中で総額・条件ともにバランスが良い店舗でした。
かさ上げ台:問題なく対応
リサイクル・回収・延長保証込みで約47,970円
本体のみだと税込40,660円
ただし、店舗在庫がなかったためメーカー発注となり、設置まで約1ヶ月かかるとのことでした。
急いで設置が必要な場合は注意が必要です。
今回は在庫がなかったため、泣く泣く見送りました。
ノジマは最安値に近いが4階以上の搬入費と保証料で総額が変わる
ノジマの本体価格は税込39,380円で、今回回った店舗の中で最安値水準でした。
しかし最終的な総額は54,060円と、コジマより約6,000円高くなりました。
その差を生んだのは以下の2点です。
4階への搬入費:3,300円(他店では無料だった)
5年延長保証料:5,500円(保証上限なし。コジマは保証上限があるので安い保証料)
本体が安いからといって飛びつくのは危険です。
搬入環境や保証内容まで込みで比較することが重要です。
今回ノジマを選んだ決め手は在庫があってすぐに設置できること。翌日にはSMSで配達時間の連絡が届き、翌々日の午前中には設置完了しました。対応のスピード感は非常に満足しています。
アマゾンの設置・回収サービスは防水パンありなら最安候補になる
今回の購入を終えて改めて調べてみると、アマゾンの家電設置・回収サービス付き洗濯機という選択肢があります。
例えばCOMFEE’の6kg洗濯機(評価4.2)は本体約26,500円。これは家電設置・回収サービス対象商品です。東芝 AW-5GA4(縦型・5kg)は家電設置・回収サービス対象外でした。
設置・回収・リサイクル料金を合わせても約31,500円前後になる計算です。
ただし注意点もあります。
メーカー保証のみだった。延長保証対象商品とそうではない物があるようです。
大手家電メーカーではない
防水パンがない特殊環境には対応できない可能性があるかもしれない。これはアマゾンには確認していません。
逆に言えば、防水パンがある標準的な設置環境であれば、アマゾンが最安候補になり得ます。
東芝 AW-5GA4を選んだ理由と購入後の使い心地
9年使った同メーカー・同サイズを選んだ理由
今回購入したのは東芝の縦型洗濯機 AW-5GA4(5kg)です。今まで使っていた洗濯機の後継機です。
選んだ最大の理由は寸法がほぼ同じだったこと。
以前使っていたのも東芝の5kg縦型で、かさ上げ台をそのまま流用できます。
新たにかさ上げ台を調整・買い直す必要がなく、設置もスムーズでした。
また、以前の機種を9年間故障なしで使えたという実績も大きな決め手です。
東芝の洗濯機は耐久性の面で個人的に信頼しています。
なお、ドラム式は今後も買うつもりはありません。以前ドラム式を購入しましたが、洗濯物を取り出す際に毎回かがむ必要があり、腰への負担が大きく、約1年で売却して縦型に買い替えた経験があります。腰への負担を考えると、縦型一択です。
購入後の使い心地|正直驚いたのは「音の静かさ」
設置当日の朝10時10分頃にチャイムが鳴り、約20分で設置完了しました。
事前の電話連絡はなく、玄関のチャイムが鳴りましたが、特に問題はありませんでした。
使ってみて一番驚いたのは、音の静かさです。
新旧どちらも同グレードの縦型低価格帯モデルですが、静音性の差は想像以上でした。
技術の進歩をはっきりと感じた瞬間です。
| 項目 | 旧機種 | AW-5GA4 |
|---|---|---|
| 静音性 | 普通 | 圧倒的に静か |
| 操作パネル | — | ほぼ同じで使いやすい |
| 糸くずフィルター | 1個 | 2個に増加。中に湿気が残りにくい構造に進化。 |
| 洗浄力 | — | 変化は確認できず(激しい汚れを洗わないため) |
操作感がほぼ変わらないのも、買い替えのストレスがなくて助かりました。
買い替えで操作感が変わるのが嫌だったので、同メーカー・同グレードを選んだのは正解でした。
洗濯機買い替えで後悔しないための3つのチェックポイント
①かさ上げが必要な環境かどうか事前に確認する 防水パン無しの場合
これは該当する方は少なくレアケースですが、私が該当したので書いておきました。もの凄い古い建物だったら防水パンの有無と排水口の高さは、購入前に必ず確認してください。
かさ上げが必要な場合、店舗によっては対応できなかったり、指定品の購入で追加費用がかかったりします(ヤマダ電機のケース)。
設置環境の確認が、店舗選びの第一歩です。
②本体価格ではなく搬入・保証込みの総額で比較する
チラシや検索で表示される価格は、あくまでも本体のみの金額です。
実際には以下の費用が加算されます。
リサイクル料:約2,530円
回収費用:約2,750円
搬入費:0〜3,300円以上
延長保証料:0〜5,500円
これらを含めた総額を各店舗に確認してから比較しましょう。
今回のケースでは、本体最安値のノジマが総額では最高値になりました。
③在庫状況で設置日が大幅にずれることがある
コジマは条件が揃っていました。しかし在庫が無くメーカー発注で約1ヶ月待ちになります。
在庫の有無は、価格と同じくらい重要な確認事項です。
まとめ|洗濯機の買い替えは「総額×設置条件×在庫」で決める
今回の買い替えを通じて学んだことを一言でまとめると、「本体価格だけで選ぶと必ず失敗する」ということです。
特に以下の3点は、事前に必ず確認することをおすすめします。
かさ上げや設置環境の条件(店舗によって対応が大きく異なる)
搬入費・保証料・リサイクル料を含めた総額
在庫状況と設置日の目安
また、設置環境に問題がなければアマゾンの設置サービス付き洗濯機も、コスパの高い選択肢になり得ます。
洗濯機の買い替えを検討中の方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
面倒でも複数店舗を回って、総額で比べることが後悔しない買い物への近道です。
