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6/4 卒検の課題 (普通二輪AT限定から大型二輪MTへ)

AT限定普通自動二輪から大型自動二輪MTAT限定普通自動二輪から大型自動二輪MT
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卒検の急制動で失格したのでブレーキと加速について教官に質問しました。

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ブレーキ編

急制動のブレーキが悪いというより、普段のブレーキの掛け方が間違っている。急制動でも通常のブレーキでも、最初はふわっとブレーキを握り、その後、ブレーキをさらに握る。急制動は、最初はふわっとブレーキでその後を強くブレーキをかける。普段のブレーキが一気に握るブレーキだと、とっさの時に、普段のブレーキの掛け方が出てしまう。これはかなり重要。もし、最初にふわっとブレーキの癖がついていれば、今回のようなフルロックにはならなかったはずです。

教官曰く、頭では最初はふわっとブレーキなのは分かっているけれど、実際にコケないと重要性が分からないとのこと。急制動の時だけ、気を付けるのではなく、全てのブレーキングの時、最初はふわっとブレーキになるように練習する必要がある。私は思い返すと、特に低速時の一気にブレーキをかけるカックンブレーキは結構多い。

普段のブレーキで思い出したのが、自転車のブレーキ。自転車に乗っている時も、最初はふわっとブレーキで乗るようにしました。普段から、癖をつけておいた方が良いと思ったので。

雨の日は急制動の停止距離は3m伸びて14mになるので、雨の日のほうが、止まるのはかなり楽になるとのこと。実際に14mで止まるようにしても、手前で止まってしまうようです。次の補習のときは、14mで止まる練習もやっておくとよいと言われました。小型と普通も含め急制動の時は路面は乾いていたので、雨の日を想定したブレーキングはしていませんでした。

雨の日に不安があるというのは、雨だと苦手な課題があるということ。なので、そこは重点的に練習する必要がある。そうすれば、雨の日でも晴れの日でも特に気にならなくなる。これは確かにそうなんですよね。

今まで急制動で止まれたのは、車体とタイヤの性能で止まっていたということ。根本的にブレーキングが間違っている。教官はブレーキングについては、なかなか分かってもらえないと言っていました。小型と普通ではブレーキングのことは特に気にしていませんでした。止まれて良かったという程度です。そもそも根本的にブレーキングが間違えていることには気づきませんでした。

加速編

急制動で加速が怖いという人の特徴として、ブレーキング直前で40キロになる。そこからブレーキなので、怖い。もっと手前で40キロに達していれば、余裕を持ってブレーキングできる。直前で40キロだと、フロントフォークは伸びているはず。なので、フロントタイヤに荷重が乗っていないためグリップ力はかなり弱くなる。そしてノーズダイブが激しくなるので、挙動は乱れる。加速はかなり手前で終わっていないと危険。急制動の距離は80mあり、およそ半分の距離で40キロに達しているのが良い。そして、NC750なら2速で40キロは出る。1速で少し加速で2速にシフトアップしてもパワーバンドに入っていないので、2速の伸びが緩やかになってしまう。なので、1速・2速ともに十分に引っ張る。そうしたら、3速で42~45キロをキープ。半分の距離で40キロに達していれば、3速で速度のキープが楽になる。なので、余裕ができる。私は通常の加速と急加速の引っ張り方が同じでした。なので、3速の領域が広くなる(3速だと加速はかなり緩くなる)。これが、加速の遅い原因。指摘されるまで全く気が付かず。

45キロ一定速だとブレーキングの車1つ~1.5つ分前でアクセルを戻せば、ブレーキ開始の時は40キロは出ている。これなら余裕を持って止まれる。

何でも早く加速するのではなく、早く加速をする場合とゆっくりと加速する場合を使い分けられるようにすることが大事。なので、外周路で前が空いている時は、早く加速する練習をするとよいとのこと。外周路は指示速度や急制動以外では緩やかに加速していました。練習の機会を逃していた訳ですね。エンジンの回転数を引っ張るのがあまり好きではなのも原因なんだと思います。