タイムは気にしない、脱輪さえしなければいい
一本橋攻略のコツは色々な人が技術的なことを書いているので、別の視点で書きます。
スクーター(AT限定)は低速バランスが非常に取りにくいので一本橋が難しい、タイムが伸びないのは普通なので焦る必要はないです。既定のタイムを出すのは難しいです。なので、多少タイムが短くて減点されるのが前提で卒検に臨めば良いと思います。タイムが短いのは減点で済みます。既定タイムより長くても点数が加算されることはありません。脱輪したら失格ですから無理してタイムを伸ばそうとして脱輪するのはもったいない。バイクのAT限定は一本橋については脱輪しなければ良い、程度に考えておく方がいいです。そのかわり法規走行で確認を忘れて減点されないようにすればトータルで減点が少なくなることを目指せばいいんです。小型の卒検では一本橋のタイムは規定より1秒少なかったです。大型の卒検では一本橋に乗るときに少しバランスを崩しました。なので、教習の時よりも早く一本橋を通過して脱輪しない・バランスを崩したのをリカバリーしました。おそらく2秒程度早かったと思います。
一本橋で注意すること
停止線から離れて止まらない。なるべく停止線の近くで止まる。停止状態から発進するので後部確認は必要。こういう細かいところで減点されなければ、タイムが短かくて減点されてもダメージが少なくなります。
私が忘れがちだったのが、知らぬ間に停止線に対して少し斜めに止まっていたこと。斜めに止まっていると橋に乗るまでに不安定になってしまいます。これは教官に指摘されるまで気が付きませんでした。左折してすぐに一本橋があるので気が付かないうちに車体が斜めに止まっていたんですね。
卒検でエンストすると減点(MTの注意点)
一本橋だけではなくMTの全般の話です。MTの教習では1速に入っているのを確認し忘れることが多かったです。2速で止まって、1速に入れるのを忘れそのまま発進しようとしてエンストすることがありました。教習車にはギアポジションインジケーターが付いていないので注意したほうが良いです。教習中にエンストするのは問題無いですが、卒検でエンストすると減点です。卒検でエンストはもったいないので気を付けて下さい。
教習中にエンストした時は大丈夫なんですが、卒検の時にエンストすると焦ってしまいその場で連続でエンストするケースを見てきました。卒検の順番待ちでT字路で数人連続エンストを見ました。見ていると停止から発進だけの時は比較的エンストは少なめでしたが、停止から交差点などの右左折時の時はエンスト発生が多めでした。
T字路で連続エンストしてしまい、卒検が中止になる人もいました。教習の時のエンストと卒検の時のエンストは焦り方が違うんです。卒検の時にエンストしたら教習の時よりもゆっくり再始動するくらいでいいです。卒検は技術的要素よりも、メンタル面のコントロールのほうが大事なのではないかと思っています。
そしてクランク通過後、クランクコースを出る際、停止から発進するときもエンストする人が多めです。難関のクランクを無事通過してホッとしてしまい、エンストのことを忘れてしまうんです。
私は小型と普通は車の免許を取得した教習所に行きました。車の免許は何十年も前に取得しましたが、コースをぼんやり覚えていました。なので検定コースを覚える時に凄くプラスになりました。大型は別の教習所に行ったので、コースが全く違うので正直、面食らいました。卒検で技術的なことも大変でしたが、同じくらいコースを覚えるのが大変でした。